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2005年4月
語学学校 特集
〜新たな自分を見つけよう〜
英語を学んでよかった! 〜語学上達の体験談〜 |
中国語を学んでよかった! 〜語学上達の体験談〜 |
Language School A popular Teacher In the School |
今回は、各学校でご活躍されている先生にスポットを当てました。いろいろな国に住んでいた、 語学へのあふれんばかりの情熱をもったなど、各先生とも非常に興味深い人生を歩んでいます。
また、トップページでは、現在シンガポールで語学を学習している生徒さんのインタビューを掲載します。
シンガポールは英語や中国語を学習するのにふさわしい環境です。語学を身につけ自分の世界観を広げましょう。
英語を学んでよかった! 〜語学上達の体験談〜 | ||
習い始めて約半年。今では相手の言いたい事が理解できるまでレベルアップ。また、会話に必要なフレーズが口から自然に出た瞬間、「自分も英語でコミュニケーションが出来るようになっている!」と嬉しくなるそうです。学校を通じて友達もたくさんでき、楽しい毎日を送っている伊達さん。 次の目標は、今以上に気持ちが通じ合えるような流暢な会話力を身に付けたいとの事です。
お子さんをインター校に通わせることを機に「英語が苦手な自分にリベンジしたい!」と思いたったそうです。今では英語でのコミュニケーションは全く問題なくこなせるようになりました。次のステップは、もっと込み入った話でも流暢に表現できるようになること。レッスン以外では、欧米のニュースやドキュメンタリー番組、他にお子さんと英語のアニメを見ながら耳をトレーニングしています。実は、息子の理記くんも同じスクールへ通っています。親子で取り組んでいるからこそ、頑張れるのかもしれませんね。 「シンガポール生活をエンジョイ出来るのも、英語力がアップしたおかげです」 最近はコンド内のオーストラリア人のお友達との交流も楽しんでいるそうです。 |
中国語を学んでよかった! 〜語学上達の体験談〜 | ||
勉強をしていくうちに、飛行機に乗って中国語のアナウンスが分かるようになるなど成果が現れました。以前は難しかった古い教科書は今では、とても簡単に思えるそうです。シンガポールでの視野が広がり、ローカルの人ともコミュニケーションが取れるようになったことを喜んでいます。現在も日本語のルーツという尊敬の念を持って勉強しています。 最後に上達の秘訣をおうかがいしました。 「重要要的是、要継続学習。只有這様的話、才能学得好!(勉強し続けることが一番大事です。そうしなければうまくなりません)」
主婦業のかたわら、4年前から学校に通い、初級クラスからスタートしました。現在は上級コースです。学校の方針で担任やクラスが持ち上がり式なのも続いた理由かもしれません。クラスメイトとも仲良くなり、今では授業のあとのお茶が楽しみ。先生も熱心に教えてくださるので、その気持ちに応えたいと努力されたそうです。 「中国語には日本語と同じ漢字がたくさんあり、読んで理解できても、聞いて分らないことが多くあります。だから、耳で聞いて、自分で口に出して使い、やっと自分のものになると思います。勉強方法はテープを繰り返し聞き、何度も教科書を読むように心掛けています」 目標だったご主人の両親との日常会話をはじめ、見知らぬ人と話がはずんで親近感をもってもらった時に学んだ喜びを感じるそう。会話をきっかけに人々との出会いを大切にしていきたいと思っています。 |
Language School A popular Teacher In the School |
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特技は生徒さん側から分りやすいようにアルファベットを相手側に逆向きで書くこと。説明しながら、紙に書いてくれるので、観ていて、とても分りやすいです。実は時間短縮のために、練習して書けるようになったほどのサービス精神の持ち主です。 趣味の食べ歩きはエスニックフードが好きで、タイ料理やインディアンカレーがお気に入り。日本のカレーも好きで、何を食べても大丈夫な鉄の胃袋も自慢です。シンガポールには各国のレストランがあるのも、先生には嬉しい限り。 日本のアニメも好きで、千と千尋やハウルの動く城、ジャングル大帝がお気に入りです。 先生の英語の上達法はとにかく使うこと。使わないと、せっかく覚えたのも失ってしまいます。授業でも題名を決めてディスカッションするのですが、自分の意見を言えるまで頑張って欲しいですね。
先生は大学在学中から中国語を教え始め、卒業後は日本やその他の国でも教鞭をとりました。 教えるだけでなく、ご自身も日本語や英語を勉強してきました。 「外国語を習うことで自分の世界が広がり、新しい価値観に出会える。また、専攻が中国文学だったこともあり、外国の文学作品に原文で触れるのも楽しみですね」 朱嵐先生は、日本人の方が中国語を勉強しないのは、非常にもったいないと語ります。欧米人にとって壁となる漢字をすでに知っているのだから、それを利用しない手はないからです。日本語と中国語には共通点も多く、決してゼロからのスタートではない。確かに、日本語のルーツを知る意味でも非常に面白いのではないでしょうか。 朱嵐先生の教師経験は10年以上。好きなことを長年にわたって続けられているとは、本当にうらやましい限りです。
「学校をオープンし、教えることを通して、たくさんの生徒さんと心の触れ合いができるようになったのが何よりも嬉しいです。」 そう語りながら、様々な生徒さんからのお礼メッセージカードを見せてくれました。 オリジナル教科書作成も手がけるリンカ先生。今回の取材では、とても研究熱心な印象を受けました。「学習者に効果的な学習方法を伝授することが私の使命なんです」とも語ります。 今後の目標を聞いてみました。「語学学校だけにとどまらず、外国語大学並みの教育機関に発展していけたらと思います。また、日本で語学教育についての講演会なども出来たら嬉しいですね」 最後に趣味を聞いたところ、卓球や読書、あと娘と過ごす時間との事。研究熱心な教師が一転し、やさしいお母さんの表情になりました。
先生は、カナダの大学を卒業後、オーストラリアで教員免許を取得しました。この免許にはESL(外国語としての英語)も含まれているので、英語教育の知識は本格的です。 また、カナダの大学在学中から「読み書き」を教える教育機関で英語を指導し、留学生にも英語を教えてきました。 シンガポールに来た理由は、まず旅行が好きで、いろいろな国を見たかったこと。そして、英語を教える仕事で今後のキャリアを積みたいので、その経験のためだそうです。 趣味はギター。音楽理論と実践からなる英国王立音楽検定「ABRSM」を取得したいという夢があります。 先生から語学上達のアドバイスをいただききました。 【You have to be in the Language! 】 (その言語に染まること!) 「とにかく、読んで聞いて、実際に使うこと。ボキャブラリーを増やすのは重要ですが、文法はその次でしょう」 つまり、習うより慣れろということですね。
来星してまだ5か月ですが、以前は台湾で4年半教師をしており、アジアで語学を教えて5年になります。中国語を学んだきっかけは、台湾に住んだ時、中国語でコミュニケーションをとりたいと思ったから。語学習得の難しさに直面したことは教える立場として学べる良い体験だったそうです。 一見シャイで大人しそうな感じですが、趣味のカメラやゴルフの話になると楽しそうな表情に早がわり。言葉につまると助けてくれる優しさが、個人レッスンで人気の理由なのでしょう。
来星して10年になる周先生に、中国語をマスターする秘訣を熱く語っていただきました。 「初心者は最初は[四声] [口の型]に気をつけて発音の練習をし、単語と一体化して覚えることが大切です。想像力や視覚的なイメージもどんどん利用してください。また、日常において、覚えた言葉を気軽に使うように心掛けることです。例えば、フードコートやレストランでの注文やタクシーを利用する時など、単語だけでも良いので使ってください。テレビ番組をみたり、友達を作ったりするなど、シンガポールにいるからこそできる、中国語にふれるチャンスを大切にして、話せるように頑張りましょう」
当校には15か国の先生がいます。お互いに教え方や自国の文化などを話し合うのでとても刺激になるそうです。 現在、綾子先生が担当するクラスではシンガポール人やインドネシア人が勉強しています。そのこともふまえ、語学習得のポイントをおうかがいました。 「日本人は頭の中に文法が入っています。しかし、難しい文法にこだわるよりもまずは楽しく話すことが大切です。日本語クラスの生徒には積極的に話すようにと教えています。そして、なによりも自信を持つこと。間違いを恐れず積極的に話しましょう。またビジネス用、日常会話など各々の目的は違いますが、目標を作ると上達は早くなります」 趣味は陶芸。シンガポールですっかり虜になってしまったそうです。
堪能な日本語を駆使し、分かりやすく中国語を教えるため、生徒にとても人気があります。 趣味は2匹の愛猫「ミー」「アイ」と遊ぶこと。なによりもリラックスできるそうです。 黄先生に中国語上達のこつをおうかがいしました。 「ことばの習得には積み重ねが大切です。授業だけではなく、復習もしましょう。習った単語を中国語で考えるようにすることも上達する早道の一つ。また、声を出して文章をすらすら読めるように何度も朗読することもすごく大事です。そうすれば発音の練習もできますし、知らないうちに文法も覚えてしまいます」 語学に対して真剣に取り組む姿勢が好印象です。
元々ご両親が2人とも教師だったこともあり、小さい頃は絶対先生にはなりたくなかったそうです。しかし血筋でしょうか? 気付けば自然に先生となり、今は教えることにやりがいを感じているそうです。 語学学習のコツをおうかがいました。 「語学の上達には、本当に長い時間がかかります。途中で諦めずに、楽しみながら、長く勉強していくのがコツですね」 英語・日本語・インドネシア語・スペイン語、4か国語をマスターしたレイチェル先生だからこその説得力があります。
ご自身の経験をいかして、89年にシンガポールで日本語学校を設立しました。昨年からは英語・中国語クラスがスタート。バイリンガル、マルチリンガルの教師陣による「日本人のためのバイリンガル」など、ユニークなコースもあります。 芳賀さんに語学上達の秘訣を伺いました。 「外国語をマスターしたいなら、『動機』の強さ。使えるようになりたい気持ちが大切です。また、その『動機』をいかに持続させるか。楽しくない場合は続かないので、習得していく過程の『楽しさ』にいかに早く気付くかが重要です」 語学を武器として世界に羽ばたいている方のバイタリティーを感じました。
結婚前はいろいろな国に行きましたが、シンガポールに来てからは遠出をしなくなりました。理由を聞いたところ「ここで大勢の人との出会いがあり、学ぶことも多いので」とおっしゃっていました。今、興味があることは「人との出会い」なのだそうです。 山口先生は日本人は英語に対して「一種の学問として考えている」と語ってくれました。そこで、英語の上達法をたずねると次のように答えてくれました。 「日本の方は先ずノートに書こうとします。書いて満足する方もいますが、英語は使うことが大切。シンガポールという、日頃英語を使える舞台があるので思い切ってその舞台に立ち、英語を使うチャンスを自ら作りましょう。文法? 私におまかせ!!」
ワシントンで大学を卒業した後は、テレビCM制作の仕事にたずさわってきました。また、高校での歴史教師や、韓国でアメリカ式ビジネスマネージメントの講師など、非常にバイタリティー豊かな経験をされています。 どうして今、英語の先生をしているのかたずねると、 「いろいろな人とのシェア体験ができるこの仕事は、自分の性格にあっているからでしょうね」 シンガポールには1年前に来ました。シンガポールは新婚旅行で来た思い出の深い国だそうです。 クラスでは生徒のニーズを良くみて、先生自身が楽しむように心がけています。 「自分が楽しまないと、生徒にも授業を楽しんではもらえないですよ」 従来の英語教育とは違った、近代的なやり方を提案していきたいとも語ります。 |
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