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今月の特集

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2004年11月
 

旅行特集


● タイ北部(チェンライなど)
 ミャンマー、ラオス国境に接するタイ北部。山岳少数民族も住んでおり、異文化体験をできる格好の場所です。また、国境付近は「ゴールデントライアングル」と呼ばれ、以前はなかなか入ることができない地域でした。
山岳少数民族
 タイ北部にはラフ族、アカ族などの山岳少数民族が住んでいます。ラフ族は精霊信仰にキリスト教を取り入れた民族、アカ族は高床式住居に住む、祖霊崇拝を大切に考える民族です。
 なかでも有名なのがパドゥン族。「首長族」として知られています。現在でも女性は金色の首輪を付け、生活をしています。
 これらの民族が住んでいる集落を訪れるツアーがタイ北部観光の目玉です。貴重な異文化体験ができます。

 タイ北部はメコン川がミャンマー、ラオスとの国境になっています。この地域は「ゴールデントライアングル」と呼ばれ、以前は麻薬の原料となるケシの生産地でした。現在は政策によってケシ畑は消失し、観光客も入れるようになりました。当時の麻薬生産のプロセスを知る博物館やメコン川を挟んで国境を眺める展望台などがあります。

 ミャンマーとの国境にあるチェンライは13世紀に作られた歴史ある町です。観光客などで夜遅くまで賑わっています。ナイトマーケットでは、少数民族の露天で売っていいる衣装や雑貨など、珍しいおみやげがあります。
 また、タイ北部にはアナンタラリゾートをはじめとする高級リゾートホテルもあるので、ゆっくりとくつろぐこともできます。■(錦)

● ラッフルズホテル
 時間がないけれども、気分展開をしたい人におすすめ。シンガポールを代表するホテル、ラッフルズホテルへの宿泊は移動時間も少なくリッチな気分を味わえます。大切な人と贅沢な時間を過ごしませんか?
夢のようなホテル
 世界でも屈指の高級ホテル、ラッフルズホテル。シンガポールに滞在中、1回は泊まってみたいものです。15年ほど前に全面改装し、全室スイートルームとなりました。ホテル内は神秘的なムードが漂っています。
 創業は1887年。1920年に現在の形となりました。建物自体も観光名所の一つです。また、アーケードは各種ブランドショップが軒を並べており、買い物好きの方にもうれしいスポットです。

著名人も宿泊
 ラッフルズホテルを愛用した著名人は数多くいます。サマセット・モームやチャーリー・チャップリンが宿泊した部屋は現在でも「モームルーム」「チャップリンルーム」として、当時の調度品のまま残してあります。これらの部屋にも宿泊可能です。
 3階にはホテルにゆかりのある品々を展示した博物館があります。色とりどりの陶器、銀食器、著名人の記念品などを飾っています。また、併設するショップはシンガポールのおみやげを買うのに適しています。

充実のサービス
 全室スイートルームということもあり、部屋はとても広く、アメニティーも充実。西洋と東洋のインテリアが部屋にうまくマッチしており、高級感を一層引き立たせます。
 さらに、スタッフがとても親切で、サービスが行き届いているので小さいお子さんがいても安心です。

● アマンリゾート
世界中のトラベラーが一度は訪れたいと憧れる15のリゾートからなる「アマンリゾート」。アジア内に9つあります。シンガポールに住んでいるからこそ、気軽に行ける夢の世界をご案内します。
究極のリゾートで夢のひと時を
「私には提案したいライフスタイルがまだたくさんあるんだ」。アマンの総帥ゼッカー氏は言葉通り、今までにない新しいタイプのリゾートを提案してきました。
1988年タイ、プーケットの「アマンプリ」から始まり、現在までに世界で15のアマンリゾートが誕生しました。それぞれが地形や地域性を活かした、オリジナリティーあふれるユニークなコンセプトです。プライバシーを重視したビラタイプの客室やスタッフ全員がゲストの名前を把握しているホスピタリティーなど、至高の理想を追い続けている「リゾート革命」、だからこそ、常にトラベラーの憧れの存在なのでしょう。

アジアのアマンリゾート9つのうち、8つのリゾートをご紹介します。インドネシアは5つあり、その内3つがバリ島にあります。「アマンキラ」はインド洋を望む水の宮殿。海へ溶け込むような三段メインプールがシンボルです。空港から2時間、中心部から離れているのも人気です。「アマヌサ」はホテルが立ち並ぶヌサドゥーアビーチを遠くに望むに高台にあり、モダンな雰囲気です。空港、ゴルフ場、ビーチに近い便利な立地条件も自慢です。「アマンダリ」はバリ伝統文化を味わえるウブド奥地にあり、バリニーズ色が強く、一つ村のようなイメージが特徴です。

 ジャワ島ボルブドゥール「アマンジオ」は世界遺産ボロブドゥール寺院を3キロ先に見渡せ、ホテルもまるで仏教遺跡のよう。朝霧につつまれた全景は幻想的です。
モヨ島にある「アマンワナ」はジャングルの中にあり、屋根がテント。無人島クルーズができたり、野生の動物にあえたりするので、ワイルドな体験が味わえます。
プーケットの「アマンプリ」はより青くみえるよう考えられたブラックプールとタイの王朝建築が評判で、タイ料理も人気です。フィリピン、パマリカン島の「アマンプロ」は透明度の高い海と最長5キロに及ぶ純白の砂のビーチで島まるごとアマンリゾート。部屋ごとにカートがあり、自分で移動できるのもユニークです。

カンボジアのシェムリアップ「アマンサラ」は元国王の別荘地跡に建てられました。アンコール遺跡群の観光にも便利な場所で、なんと12室のみ。それゆえ、より身近なホスピタリティーを期待できるでしょう。一日2食の食事とシャンパン、ワインが飲み放題の飲食費込みです。
その他、近隣では、インド「アマニカス」、ブータン「アマンコラ」があります。
それぞれ趣向を凝らしたリゾートの最高峰をシンガポール滞在中に体験するのはいかがでしょうか。

● モーリシャス
ヨーロッパの上流階級に愛され「インド洋の貴婦人」と称された高級リゾートで洗練された大人のバカンスを満喫しませんか。
モーリシャスはシンガポールから飛行機で約7時間。アフリカのマダガスカル島から東に約900キロ先に位置し、約20の島々から形成されています。本島の面積は東京都ほどの大きさです。
何世紀にもわたり、ヨーロッパの上流階級に愛されたモーリシャスは美しい海や自然、洗練されたホスピタリティーから「インド洋の貴婦人」と称される極上のリゾート地となりました。

1598年オランダ船が暴風雨のためにモーリシャスに退避。その時の海軍大将が、当時のオランダの英雄ナッサウ家のモーリス皇太子にちなんで島を「モーリシャス」と名付けました。その後、オランダ、フランスの植民地支配を経て1810年にイギリスの支配下に置かれます。しかし、モーリシャス人の信頼を得るため、フランスの文化・習慣を尊重したので今でも、あらゆる面でフランスの影響が強く残っています。1968年にイギリス連邦の下で独立。1992年に共和国となります。多民族国家で、今でも公用語は英語ですが、日常語はフランス語、クレオール語が使われています。首都ポートルイスもコロニアル様式の建物があり、古きよき時代を感じることができます。

現在でも、観光客はヨーロッパからが大半を占めます。日本人の観光客は少ない分、リピーター率が高いそうです。日常の喧騒から離れて、ゆっくりと静かにバカンスを過ごしたい方にはおすすめの大人のリゾートです。最近では教会で結婚式を挙げるのも人気で、新婚旅行先に選ばれる方が増えているようです。

モーリシャスのホテルは島の海岸線に建てられ、自然景観を損なわないように3階までの高さとなっています。ほとんどのホテルが朝・夕食付きで、水上スキーやシュノーケリングなどの数々のマリンスポーツも料金に含まれます。一見、他のリゾート地より高く感じられますが、現地での出費が少ないことを考えればお得でしょう。
その他、エステ、ゴルフ、ダイビング、サーフィン、やビッグゲームフィッシング(大物釣り)、カジノなどが楽しめます。乗馬や鹿狩りのような変わった体験ができるのも魅力です。

首都ポートルイスにも見所はあります。「パンプルムース植物園」は、南半球で最も古い植物園と言われております。直径1メートル以上もあるアマゾン産の巨大ハスや60年に一度しか花を咲かせないというタリポットヤシは必見です。「ドメーヌレパーユ」は3,000エーカーの広大な自然公園。園内にはサトウキビ畑、薬草園、18世紀頃の砂糖・ラム酒工場を再現した建物があります。郊外には「ブラックリバー渓谷国立公園」やモーリシャス紅茶の生産地「ボワシェリ」があり、観光も十分楽しめます。

● アンコールワット
 歴史に興味がある人にとって、東南アジアの史跡は格好の観光スポット。世界有数の仏教遺跡が点在しています。遺跡めぐりは小中学生が歴史に興味を持つ糸口にもなります。その中から、今回はアンコールワットを紹介します。
近場の世界遺産
 ミャンマーのバガン、インドネシアのボロブドゥールと並び、世界三大仏教遺跡と称されるアンコールワット。シンガポールから飛行機で3時間ほど。壮大な遺跡群から歴史の重みを感じることができます。建造物を見ることによって、歴史のおもしろさや経緯を知ることができるため、大人だけではなく小・中学生がいるご家族にもおすすめの観光地です。
 特に観光シーズンである11月から5月は乾季に入っているため、地面のぬかるみが少なく、歩きやすくなっています。

アンコール遺跡群の成り立ち
 アンコール王朝は9世紀から13世紀まで栄えました。しかし、15世紀に入るとアユタヤ王朝(現在のタイ)に滅ぼされてしまいます。その後、長い間ジャングルの中に埋もれてしまったため、その存在が忘れ去られてしまいます。19世紀になり、フランスの雑誌で遺跡群について取り上げたことで注目され、再発見されました。20世紀半ばには内戦で再び崩壊。一九九〇年代に入り、各国の援助により整備されました。

宗教のミックス
アンコール王朝は仏教とヒンドゥー教の影響を強く受けています。それぞれがミックスしてクメール様式と呼ばれる独自の文化が生まれました。トウモロコシのような形をした仏塔が代表的なクメール様式の建造物です。

「寺のある都市」
 遺跡群の代表格と言えばアンコールワット。カンボジア国旗の中心にも描かれています。アンコールワットは「寺院のある都市」という意味です。12世紀に当時の王であった、スールヤヴァルマン2世によって建立されました。4つの門、3つの回廊、5基の塔、塔を結ぶ回廊で構成しています。なかでも回廊を彩っている浮き彫りのレリーフは圧巻。アンコール王朝を讃えた「王の回廊」、インドの叙事詩「マハーラバーダ」、ヒンドゥー教の天地創造神話「乳海攪拌」など絵巻物語形式で進んでいきます。
 また、江戸時代初期にこの地を訪れた森本左近太夫の落書きも残っています。

「大きな都市」
もう一つの巨大遺跡、アンコールトム。「大きな都市」という意味です。当時のクメール人が持っていた宗教世界を表現しています。建立時、王朝は大乗仏教を篤く信仰していました。特に観世音菩薩信仰が盛んで、遺跡の中には菩薩を祀る仏教寺院があります。また、寺院の上部には仏の慈悲が世界中に行き届くようにと、四面を向いた観世音菩薩の塔があります。■(錦)

● カオラック
タイ・プーケット空港から北に車で45分。国立公園内にあるカオラックは自然が残る隠れ家的なリゾート。海岸線には椰子の木がならび、海岸のすぐそばまで緑が迫ります。多くのホテルは低層のヴィラタイプ。自然と見事に調和した造りです。自然のままの景色を堪能したい人はあまり知られていない、今のうちに訪れましょう。家族でもカップルでも満足するリゾートです。
隠れ家リゾート
 カオラックはプーケットの北にある国立公園内にある新しいリゾートエリア。プーケットの空港から車で約45分。5キロメートルもの美しい海岸線には椰子の樹木が並び、海岸のすぐ間近まで山側の緑がせまってきています。
 空気が澄み渡り静寂につつまれたカオラックはプーケットのようにおみやげ屋やナイトライフも楽しめるような賑やかなリゾートとはやや雰囲気が異なります。自然の中でのんびりすることが何よりの贅沢でそれが約束されているようなリゾートです。喧噪とは無縁で、自然をゆったりと満喫したい人におすすめの場所です。
 ここではヨーロッパの滞在者をちらほら見かける程度で、団体客が押しかけることもありません。ホテル内の食事などの料金はプーケットのホテルと比べてずっとリーズナブルなのもうれしい限りです。

景観にマッチしたホテル
 ホテルは海岸沿いに点在しています。どこもまさに隠れ家のような雰囲気があります。
 カオラックには高層建ての大きなビルディングタイプのホテルはありません。高い建物は景観を汚すのでほとんどのホテルは自然に溶け込むように建てられたヴィラタイプになります。どこのホテルも海岸線の美しさをそのまま維持し、ホテル内の樹木もできるたけ自然の姿を残そうと配慮されています。大きなプールやレストランといった豪華な大型施設はありません。しかし、この土地ならではの素朴でアットホーム的なおもてなしで出迎えてくれるため、滞在中はとてもくつろぐことができます。
 ホテルのお部屋は自然環境が抜群でありながらも意外にも設備がしっかりとした、洗練されたヴィラで、快適さに驚く旅行者が多いようです。

開発が進む
 そんなカオラックにも開発の波が押し寄せてきています。今年からメリディアンのような大きなホテルチェーンがオープンしました。今後ますます注目されるリゾートになることは間違いありません。
 日本のガイドブックやツアーでも取り上げられていない今、隠れ家リゾートの雰囲気を味わえるうちに行くことをおすすめします。シンガポールに住んでいるからこそ気軽に行けるリゾートです。しかもリーズナブルな価格で、家族でもカップルでも気取らずに宿泊できる魅力があります。

● モルディブ
 モルディブはシンガポールからわずか4時間半。1島に1つのリゾートしかないのが基本なので、時を忘れて美しい自然を堪能できます。今回は思いに残る家族旅行のために、素敵なリゾートを2つ紹介します。
バロス・モルディブ
 北マーレ環礁で人気が高いリゾートがバロス・モルディブ。コテージのすぐ前には珊瑚礁が広がり、シュノーケリングポイントまですぐに行けるのが魅力です。近くには美しいダイビングスポットも点在しています。
 木材を多用した水上コテージも人気の秘密。室内もかわいいインテリアがいっぱいです。
 レストランやバーの数が多く、食べ物をチョイスできるのもうれしい限り。ラグーンレストランのオープンテラスから眺めるサンセットは一生の思い出に残る光景です。素敵なスパもあり、のんびり、アクティブ両派とも満足のいくリゾートです。

ラグーナ・モルディブ
 南マーレ環礁にある美しいラグーンが魅力のリゾート。空港から近いこともあり、世界中の人が集まります。部屋は全室スイートルーム仕様の贅沢な空間。1周徒歩20分くらいの小さな島のなかにプール、スパ、スポーツセンターなど施設も充実しています。
 ビーチはきめ細かな白砂が一面に広がっています。近くには有名なダイビングスポットもあり、ベテランスタッフが親切に案内してくれます。
 レストランはメインレストランをはじめ、イタリアン、中華、グリル料理などがあります。■(錦)

● ケアンズ
ケアンズのまわりにはきれいな海、激流の川、ジャングルなど自然スポットがいっぱいです。また、市街地散策も興味をそそられます。水族館や博物館、マーケットなどが多くあります。家族みんなが楽しめる都市です。
自然と戯れる
 ケアンズ周辺には世界遺産に指定された珊瑚礁や熱帯雨林など多くの自然が残されています。それらの自然を肌で感じることができます。
 キュランダはアサートン高原の玄関口、バロン川沿いの熱帯雨林に囲まれた町。スズ鉱山用に作られた鉄道がそのまま観光列車となり、人気を集めています。山間部を抜ける豊かな自然のなかを走る列車として人気があります。また、スカイレールから壮大な景色を眺めるツアーも好評です。マーケットではアボリジニー関連のグッズを売っていますのでおみやげも心配なく。
 バロン川ではボートによる急流下りや水陸両用車で熱帯雨林を駆け抜けるツアーもありますので、好奇心旺盛なお子様がいる家族におすすめです。
 小さいお子様がいる家族は「動物ふれあいツアー」に参加してはいかがでしょうか。
 一方、海に目を向けると有名なグレートバリアリーフがあります。アイランドホッピングツアーやアドベンチャーツアーなどに参加すると、美しい海を堪能できます。

市内散策
 ケアンズは自然と建物がうまくマッチしています。アボリジニーの文化にふれあえるテーマパークや植物園など様々な施設やおしゃれなショップ、レストランが並ぶ観光都市です。市街地のコンドミニアムに泊まってゆっくり見学するのもおすすめです。■(錦)


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