今月の特集

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2001年11月

年末年始・中国正月旅行

年末年始・ 中国正月旅行 G 自然満載の人気リゾート
デサル・ペルダナ・ビーチ・リゾート

 シンガポールから気軽に行けて(つまり時間がかからず料金もお手頃で)、ゆったりくつろげて、その土地ならではの体験もしてみたい。日本から遊びに来た友人のN子から難しいリクエスト。相談を受けたパルティ編集部Mが迷わず選んだのが、シンガポールから一番近いマレーシアのビーチリゾート、デサル・ペルダナ・ビーチ・リゾート。2人が繰り広げる3泊4日のデサル珍道中やいかに‥‥。    *   *   *
 マレーシア半島東側の南端に位置するデサルは、シンガポールから高速フェリーでわずか35分。フェリー・ターミナルからホテルまで、送迎バスで約25分。あっという間に目的地のデサル・ペルダナ・ビーチ・リゾートに到着します。
 このホテルは全室オーシャンビュー、ベランダ付きで、客室内はゆったりした広さ。バスルームはシャワーブースもあり。アメニティ類(特にソープの香りがマル)、ヘアドライヤー、冷蔵庫(ミネラルウォーター2本無料)、セーフティボックスと、客室設備も万全。さすが日系ホテル、ホテル内表示は便利な日本語付き。あちこちですれ違うスタッフが、にこやかに挨拶してくれる点もグッド。シンガポール人サイクリストが多いことからもわかるように、治安面も問題ありません。

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ジャングルで知る生活の知恵
 荷物を置いてから、1階の中華レストラン「ドラゴン・パレス」へ直行。具だくさんのシーフード炒飯とカニ肉たっぷりコーンスープで、しっかり腹ごしらえ。大満足したところで、ジャングルウォーク(約90分)にトライ。歩きやすいスポーツシューズ、ソックス、防虫スプレー、かゆみ止めは必携です。
 ホテル手配のミニバスで、ジャングル入り口のレクリエーションセンターへ。ジャングルで観察できる40種類の植物名が記された地図をもらい、いざ出発。当日は、暑すぎず歩きやすいコンディション。セミの鳴き声と野鳥のさえずり以外は何も聞こえない、鬱蒼(うっそう)とした樹木の世界が広がります。ジャングルに入ってすぐ、「1」の表示が。これは、地図に掲載された植物に付いている番号表示です。中には「ネコの舌」、「熱い雨」、「サルのポット」といった、面白い名前の草木も。ガイド役のアンワルさんとサヒドさんは、各植物の効用もスラスラ説明。ほぼ全部の草木に効用があって、地元の人たちは自然の植物を日常生活に活かしているんだなあと感心。賢い生活の知恵なんですね。
 ジャングル内には獣道(けものみち)もあり、植物だけでなく野ブタや野ザル、野鳥、セミ、てんとう虫、ヘビなど、様々な昆虫や動物も生息しています。デサールならではの野生味あふれる世界を体感。また、丸太1本でせせらぎを渡ったり、マレーシア版ターザンになれるツタがあったりと、ちょっとした冒険気分も味わえます。

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やっぱりイチ押し、ホタルツアー
 週末のお楽しみメニューがBBQブッフェディナー。新鮮なシーフードやチキンの炭火焼きからローカルメニュー、フルーツ、デザートまで、迷うほど豊富なチョイスあり。お試しの価値大のディナーです。
 そして、初日のトリに登場したのが、Mイチ押しのホタル(クリップクリップ)ツアー。パルティ7月号でもご紹介した通り、街灯のない田舎道を一路川へと向かいます。道中に見える夜空にまたたく星の数の多さに、大阪育ちのN子は感嘆することしきり。マングローブが生い茂る川べりに到着し、モーターボートで暗闇の川を進みます。鳥も虫もお休みタイムで静寂が広がる中、無数のホタルが川の両岸にまたたいている様は、得も言えぬ美しさ。ひょうきん者のN子もいつになく静かで、ただ一言「すごい‥‥」。自然の雄大さをひしひしと感じた、感激的なひとときでした。

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アエロエアロビクスでシェイプ アップ!
 2日目(日曜)は、プールで行われるアエロエアロビクス(無料)でスタート。エアロビクス歴?年のN子&M、自信満々で臨んだのですが‥‥水中で動くのって、思ったより難しい。軽快なビートに乗って軽やかに、と頭で思うようには足が動いてくれません。とは言え、わかりやすい動きばかりで、リフレッシュにぴったり。1回だけではシェイプアップ効果は無理かな? プールはスライダー付き子供用プールもあり、ホテル内でくつろぎたい時にお勧め。

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豪快なリバークルーズ
 プールでのんびり過ごした後、リバークルーズへ(デサルワールドを堪能しようと思ったら、結構忙しいんです〜)。川に到着するなり、N子は「えっ、これが昨夜来たホタルの川?」と絶句。自然って、昼と夜とで全く異なる表情を見せるんですね。明るい印象の昼の川をモーターボートで探索。川といっても運河なので、とにかく広〜い。静かな支流にも分け入ります。エメラルドグリーンが鮮やかで超美しいカワセミ、色もサイズも様々なクラゲ(目が慣れてくるとカワイイ感じがしなくもない)、ジャンプする魚‥‥。この川は、ポイントによっては海水が入り込んでいて、フィッシングもお勧め。多種多様な魚が生息していて、すずき、ガルーパ、なまずのほか、運が良ければタイも釣れます。
 本流の川幅が広く、風を全身に受けながらモーターボートで進むのは実に爽快な気分。と、ガイドのブジャンさんが突然「You are lucky!」と絶叫。彼が指指す川岸に目をこらすと、野生のサル軍団の姿が。「やった〜、サルだあ〜」とやんや騒ぎながら両手をたたいていると、大胆な1匹が近づいてきました。サル君達は通常、水位が下がってくると好物のマングローブの枝をとりに川岸へやって来るとか。この川ならではのダイナミックな世界が広がっています。

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ほのぼのカンポン体験
 3日目はカンポンツアー(約2時間30分)で幕開け。ホテルのミニバスに乗り、自然と共生する人々の営みを見学していきます。延々と続く道路沿いの油ヤシの林の中で、作業中の男性を発見したので、ちょっと見学。高〜い油ヤシの木から、葉と実を採取していました。この実からヤシ油が採れます。再びバスに乗り走り続けていると、油ヤシの林の中に何やら茶色と黒の物体が。どうやら、昼寝中の野ブタらしい。キャッ!
 お次はコーヒー農園。生のコーヒーの実の皮って、甘い味がすることを発見。農園内にはバナナの木もたくさんあり、南国ならではの眺めです。
 さらに走り続け、中国語の看板が目立つスンガイ・リンギへ。シーフードレストランや雑貨、食料品などの小売店が軒を連ねる町。華人が多く、デサル郊外のチャイナタウンといった風情です。ここで一休みしてから、ゴムの木を栽培している小集落へ。ここでは、ゴムの樹液採取からゴムマット作りまでの簡単な工程を見学できます。採りたてのゴムの樹液は、白くてまるでミルクみたい。樹液をトレーに浸け置きしてから小型機械で濃し、マット状に伸ばして乾燥させます。純朴な男の子がはにかみながら寄ってきたりと、まさしくカンポンムードいっぱい。ほのぼの気分に浸れます。

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フルーツいっぱい果樹園
 すっかりカンポンモードに入った2人、勢いづいてフルーツファームツアーに突入することに。ホテルから車で約10分の距離に、総面積100エーカー、約100種類のフルーツを栽培しているビッグな果樹園「デサル・フルーツファーム」があります。当日は、残念ながらマンゴスチンとドリアンの時期が終わっていましたが、それでもグアバ、スターフルーツ、マンゴ、ジャックフルーツ、ローズアップルなどなど、お馴染みの南国フルーツの数々が、どのように栽培されているかを観察できました。見学後は、フルーツの試食付き(これがお楽しみ!)。
 この果樹園では、蜂を使っておいしいフルーツを収穫(蜂が甘い果実を教えてくれるのです)。日本の品質管理方式も取り入れ、効率良くおいしいオーガニック栽培のフルーツを栽培しています。敷地内には、ヤギやクジャク、ニワトリ、アヒルといった動物達や、魚の泳ぐ池もあり、子供も楽しめるよう工夫されています。来年は動物の数を増やし、蘭園も増設する予定。世代を問わず楽しめる果樹園作りを目指しています。

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エネルギッシュな夜市も必見
 あれこれデサルの自然を体験した2人、すっかり満足したのですが‥‥悲しいかな都会人の性(さが)がムクムクと頭をもたげ、ショッピングがやや恋しくなってきました。そこで最後の夜、市が立つ近郊の町コタ・ティンギに張り切って出陣(コタ・ティンギの市は、毎週月曜夜と金曜朝に開催)。
 デサル・ペルダナ・ビーチ・リゾートからコタ・ティンギまで車で約40分。既に人いきれで熱気ムンムン。雑貨、衣類、日用品からロティプラタなどローカルフード、フルーツ、野菜、魚、肉の生鮮食品まで、アジアならではのエネルギッシュさ溢れる楽しい市。パサール初体験のN子は狂喜乱舞で、雑貨とTシャツをゲット。Mも、シンガポールのパサールではめっきり見かけなくなった陶器の丼(ニワトリのかわいい絵柄付き)を購入。値切り交渉も楽しみのひとつ。カットフルーツを食べながら、パサール散策を思いっきり満喫しました。

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18ホールの本格派コース
 そして、デサルで忘れてならないのがゴルフ。18ホールの本格的コースを備えた、セバナゴルフコースとデサルゴルフコースがあります。セバナゴルフコースは池が多く、変化に富んだタフなコース。ゴルファーの腕がうなるコースです。デサルゴルフコースは、ジャングルコースとビーチコースの2種類。ビーチコースの13番ホールはロングで、海沿いならではの見事な眺望が広がる素晴らしいホールです。ゴルファーにはたまらない魅力の1泊2日ゴルフパッケージ(セバナゴルフコース利用)もあります。

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デサルはビーチだけでなく、何通りもの楽しみ方ができるリゾート地。今回ご紹介したアクティビティのほか、サイクリングや川釣り、テニス、ビーチバレー、卓球なども楽しめます。シンガポールからアクセスが抜群で、本物の自然が息づくデサルは、どなたでも楽しめる快適リゾートです。


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Desaru Fruit Farm
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