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時事刻々

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2007年 2月


F1レース、シンガポールで来年開催も
検討作業、進ちょく



 世界最高峰の自動車レース、フォーミュラーワン(F1)を来年、シンガポールで開催する案が関係者の間で進められている。シンガポールは1991年に開催を打診されたが、断った経緯があり、実現すれば、同国での初開催となる。

 F1の歴史は、初の自動車国際レースが開かれた1890年代にさかのぼる。1950年以降は世界選手権を開催。今年は日本やマレーシア・クアラルンプール、中国・上海など、17か国で17戦を争うことになっている。

 シンガポールでF1開催案の検討が具体的に始まったのは昨年3月以降で、F1の興行統括団体であるFOM(F1マネージメント)のバーニー・エクレストン最高経営責任者(CEO)が同国の地元紙とのインタビューで、検討を表明。リム・フンキャン通産相も検討を明言した。

 地元紙トゥデーによると、同国では通常のサーキット場で行われるケースと異なり、マリーナ湾周辺の市街地の一般道路、4・8キロの周回コース案が検討対象に浮上。しかも開催は午後7時、スタートなど、夜間を見込んでいるという。

 同国での開催について、リー・クアンユー顧問相は2004年、カジノ建設賛成方針表明と併せ、自動車レースなど、「ポップカルチャー的なイベント開催にこれまで政府は後ろ向きだった」と従来の方針を大きく転換させたことを明らかにしている。